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主要AIサービスGUIDE 25約9分

ChatGPTとは?
何ができて、何が苦手か。

ChatGPTは、OpenAIが提供する対話型のAIサービスです。文章を書く・読む・整理する作業を中心に、画像生成、データ分析、コード作成まで1つの画面でこなせます。ここでは「何ができるか」よりも先に、どのプランでどこまで使えるかを整理します。

30秒で結論

ChatGPTは「文章まわりの汎用アシスタント」。まず無料版で試し、途中で上限に当たるのが毎日なら有料版という順番で判断するのが現実的です。個人の標準は月20ドル前後のPlusです。

MAIMAI編集部は、親子AIラボ内の学習・編集・検証ブランドです。

この記事の内容は2026年9月18日に各サービスの公式ページで確認した情報をもとにしています。生成AIのプラン・モデル名・上限は数か月単位で変わります。金額は税込/税別の扱いや為替で変動するため、目安としてお読みください。

01 / OVERVIEW

1つの画面で、文章の仕事をほぼ全部。

ChatGPTは、OpenAIが開発した大規模言語モデル(LLM)を、チャット画面から使えるようにしたサービスです。2022年末の公開以降、生成AIという言葉が一般に広まるきっかけになりました。

使い方はシンプルで、やってほしいことを日本語で書いて送るだけです。ブラウザのほか、Windows・Mac・iPhone・Androidのアプリからも使えます。

「ChatGPT」と「GPT」は別のもの

GPTはモデル(中身のエンジン)の名前、ChatGPTはそれを使うサービスの名前です。同じGPTでも、ChatGPTから使うのか、開発者向けのAPIから使うのかで、料金も上限もまったく違います。

02 / CAPABILITIES

できることを、8つに分けて見る。

WRITE

文章を書く・直す

メール、報告書、企画書、SNS投稿。下書きを作らせて人が整える使い方が中心。

READ

長い資料を読む

PDFや議事録を渡して、要点、論点、抜けている情報を整理させる。

RESEARCH

調べる

Web検索と、時間をかけて調査レポートを作るDeep Researchが使える。

DATA

表とデータを扱う

CSVやExcelを渡して集計・グラフ化。計算は必ず人が検算する前提で。

IMAGE

画像をつくる・読む

指示から画像を生成。写真やスクリーンショットを読ませて説明させることも可能。

CODE

コードを書く

スクリプト作成からエラーの原因調査まで。Codexという開発向けの機能もある。

VOICE

音声で話す

マイクで話しかけて音声で返ってくる。カメラ映像を見せながらの会話にも対応。

AGENT

作業を任せる

決めた時間に自動実行するタスク、ファイル操作を伴う作業など。

まず試すなら、この3つ

初日から成果が出やすいのは、①長い資料の要約、②メールや文章の下書き、③知らない分野の用語整理です。いずれも「自分で答えを確認できる」作業なので、AIの間違いに気づきやすく、練習になります。

03 / MODELS

モデルは「速いもの」と「考えるもの」の2系統。

ChatGPTでは画面上部でモデルを切り替えられます。名前は頻繁に変わりますが、性格は2種類しかないと考えると迷いません。

速い系すぐ返ってくる。日常の文章作成、要約、軽い質問向き。無料版で主に使えるのはこちら。
考える系(推論)答える前に時間をかけて筋道を立てる。複雑な計算、長い資料の突き合わせ、設計や分析向き。有料プランで解放される。

2026年9月時点では、速い系にGPT-5.6 Luna、考える系にGPT-5.6 Sol/Terra、最上位の推論としてGPT-6 Astraという構成になっています。名前は変わっても、「急ぎか、正確さか」で選ぶという判断軸は変わりません。

迷ったときの目安

返答が浅い、事実が雑、途中で論点がずれる。こう感じたら、モデルを「考える系」に切り替えてもう一度同じ質問を投げてみてください。プロンプトを直すより効くことがよくあります。

04 / PRICING

プランは6つ。個人が選ぶのは実質3つ。

プラン月額の目安主な中身向いている人
Free0円速いモデルでのテキストチャットは無制限。アップロード、画像生成、音声、Deep Research、メモリには上限。まず触ってみたい
Go約8ドル無料版の上限を広げたプラン。広告が表示される場合がある。費用を抑えて枠だけ増やしたい
Plus約20ドル(日本円で3,000円前後)推論モデル、Deep Research、プロジェクト、スケジュールタスク、カスタムGPT作成、Codexなど。仕事で毎日使う(標準)
Pro約100〜200ドル利用枠が大きく拡大。最上位の推論モデルを重く使える。調査・開発を大量に回す
Business1人あたり約25ドル(2名から)管理者機能、共有ワークスペース。入力内容は既定で学習に使われない。会社で複数人に配る
Enterprise個別見積SSO、監査ログ、データレジデンシーなど。大規模・統制が必要
個人の結論:無料 → 足りなければPlus

GoとProは、それぞれ「安く枠だけ欲しい」「大量に回す」という目的がはっきりしている人向けです。判断がつかないうちは、無料版とPlusの2択で考えれば十分です。

法人で使うなら、個人プランを配らない

社員が個人プランをそれぞれ経費精算する形は、管理者から利用状況が見えず、退職時にアカウントも残ります。人数が増えたらBusinessかEnterpriseに集約するのが基本です。

05 / FEATURES

チャット以外に、覚えておきたい機能。

DEEP RESEARCH

Deep Research

数分〜数十分かけてWebを調べ、出典付きのレポートを作る。下調べの時間を大きく減らせる。

PROJECTS

プロジェクト

関連する会話とファイルをまとめる箱。案件ごとに分けると前提を毎回書かずに済む。

MEMORY

メモリ

過去の会話や指定した情報を覚えて、次回以降に反映する。仕事の前提が固定される反面、古い情報が残ることもある。

GPTS

カスタムGPT

用途別に指示と資料をあらかじめ設定した専用ボットを作れる。社内の定型作業向き。

TASKS

スケジュールタスク

「毎朝8時に業界ニュースをまとめる」など、決めた時間に自動実行させる。

CODEX

Codex

コードを読み書きする開発者向けの機能。リポジトリを渡して修正させる使い方ができる。

このほか、Excel・Word・PowerPoint向けの拡張機能や、CanvaなどのアプリをChatGPTから呼び出す機能も増えています。ただしプランによって使える範囲が違うので、必要な機能が自分のプランに含まれているかは契約前に確認してください。

06 / STRENGTHS

得意なのは「量が多くて、答えが1つに決まらない」作業。

  • たたき台づくり:ゼロから書き始める時間を削る。完成品ではなく出発点として使う。
  • 形式の変換:議事録を報告書に、箇条書きを文章に、英文を日本語に。元の情報がある作業は精度が高い。
  • 案出し:タイトル案、切り口、想定質問。数を出す作業は人より速い。
  • 知らない分野の入口:専門用語を身近な言葉に置き換えて説明させる。その後で一次情報に当たる。
  • 幅広い雑務:1つのサービスで文章・画像・データ・コードを扱えるので、道具を増やさずに済む。
07 / LIMITS

苦手なのは「正解が1つで、外すと困る」作業。

もっともらしい間違いが混ざる

存在しない論文、実在しないURL、微妙に違う数字。文章が自然なぶん、間違いが目立ちません。数字・固有名詞・引用は必ず元の資料で確かめるのが前提です。

  • 最新情報:検索機能を使わない場合、学習時点までの知識で答えます。「今日の」情報は検索させるか、自分で確認します。
  • 厳密な計算:桁の多い計算や複雑な集計は、表計算やプログラムで検算します。
  • 社内固有のルール:渡していない前提は知りません。規程や過去案件は自分で与える必要があります。
  • 再現性:同じ質問でも毎回同じ答えとは限りません。業務で使うなら出力の判定基準を決めておきます。
08 / GET STARTED

登録から、最初の1週間まで。

  1. 公式サイトまたはアプリからアカウントを作る。無料版のまま使い始められます。
  2. 設定画面で、入力内容をモデルの学習に使うかどうかを確認する。オフにできます。
  3. いま手元にある資料を1つ渡して、要約させてみる。出てきた要約を自分で読み、どこが違うか確認する。
  4. うまくいった指示文をメモに残す。次からそれを貼り付けて使い回す。
  5. 1週間使って、上限で止まる回数を数える。毎日止まるなら有料プランを検討する。

この順番の狙いは、課金の判断を感覚ではなく回数で決めることです。「便利そうだから」で契約すると、使わないまま更新され続けます。

09 / SAFETY

入力する前に、3つだけ確認する。

01

機密情報:顧客名、個人情報、未公開の数字。会社のルールを確認し、必要なら伏せ字にしてから渡す。

02

学習利用の設定:個人プランでは既定で学習に使われる場合があり、設定で無効化できる。法人プランでは既定で使われない。

03

出力の扱い:生成物をそのまま公開する前に、事実確認と、他人の権利を侵していないかの確認をする。

とくに社内で広げるときは、「何を入力してよいか」を先に決めておくと事故が減ります。この判断は安全に使うカテゴリのガイドでも扱います。

10 / SOURCES

確認に使った公式ページ。

このページを書くにあたって参照した一次情報です。数字が本文と違っていたら、公式ページの表示が正です。