親子AIラボ / AIを学ぶ / 主要AIサービス 29

主要AIサービスGUIDE 29約10分

用途別・
AIサービス図鑑。

チャットAI以外にも、目的に特化したサービスがたくさんあります。ここでは「何をつくりたいか」から引ける形で、よく使われているサービスを整理します。名前を知っておくだけでも、探す時間が変わります。

30秒で結論

チャットAIが1軍、特化型が2軍ではない。画像・動画・音声・開発などは、専用サービスのほうが明確に速い場面があります。まずチャットAIで足りるか試し、足りなければ専用を足す、という順番で選びます。

MAIMAI編集部は、親子AIラボ内の学習・編集・検証ブランドです。

この記事の内容は2026年9月18日に各サービスの公式ページで確認した情報をもとにしています。生成AIのプラン・モデル名・上限は数か月単位で変わります。金額は税込/税別の扱いや為替で変動するため、目安としてお読みください。

01 / HOW TO READ

まず、チャットAIで足りるか試す。

ChatGPTやGeminiには、画像生成やデータ分析の機能がすでに入っています。専用サービスを契約する前に、いま契約しているチャットAIで同じことができないかを先に確認してください。

専用サービスを足す判断

①品質が明らかに足りない、②同じ作業を月に何十回もする、③チームで共有したい。このどれかに当てはまったときが、専用サービスを検討するタイミングです。

共通の注意

生成物の商用利用可否、学習への利用、権利の扱いはサービスごとにもプランごとにも違います。仕事で使うものは、必ず契約前に利用規約を確認してください。このページはサービスの紹介であり、商用利用を保証するものではありません。

02 / IMAGE

画像をつくる。

IMAGE

Midjourney

作品性の高い画像で知られる。独特の質感が出やすく、ビジュアル重視の用途に向く。

IMAGE

ChatGPTの画像生成

OpenAI

会話しながら修正できるのが利点。文字入りの画像も比較的扱いやすい。

IMAGE

Geminiの画像生成

Google

部分的な描き直しがしやすい。Googleの契約に含まれる。

IMAGE

Adobe Firefly

Adobe

商用利用を前提に設計されており、Photoshopなどと連携できる。

IMAGE

Stable Diffusion

Stability AI ほか

自分のPCで動かせる。細かく制御したい人向けだが、環境構築の手間がある。

DESIGN

Canva

生成した素材をそのままデザインに落とし込める。資料やSNS画像の実務向き。

選ぶときの基準

画質だけで選ばないでください。実務では①商用利用の条件、②修正のしやすさ、③日本語の指示が通るかのほうが効いてきます。とくに修正のしやすさは、完成までの時間を大きく左右します。

03 / VIDEO

動画をつくる。

VIDEO

Sora

OpenAI

ChatGPTの契約から使える動画生成。プランによって利用範囲が変わる。

VIDEO

Veo / Flow

Google

Geminiの契約に含まれる。クレジット制で、上位プランほど多く作れる。

VIDEO

Runway

編集機能まで含めた制作寄りのサービス。映像制作の現場で使われている。

VIDEO

Kling / Pika

Kuaishou / Pika

短尺の生成に強い。SNS向けの素材づくりで使われることが多い。

動画は「短い場面の積み重ね」で考える

1回の生成で数秒〜十数秒というのが一般的です。長い動画を一発で作ろうとすると失敗します。場面を分けて作り、編集でつなぐ前提で計画してください。

04 / AUDIO

話す、歌う、書き起こす。

VOICE

ElevenLabs

読み上げ音声の自然さで知られる。ナレーションや吹き替えに使われる。

MUSIC

Suno

歌詞と雰囲気を指定して曲を生成する。BGM用途で使われることが多い。

MUSIC

Lyria

Google

Geminiの契約に含まれる音楽生成。

STT

Whisper

OpenAI

音声を文字にするモデル。多くの文字起こしサービスの土台になっている。

声の権利に注意

実在する人物の声を再現する機能は、本人の同意なく使うと権利侵害や不正利用につながります。業務で使う場合は、誰の声を、何に使うのかを明確にしてから進めてください。

05 / MEETING

会議を、そのまま記録にする。

MEETING

Notta

日本語の文字起こしに対応。会議の録音から要約まで扱える。

MEETING

tl;dv / Otter

tl;dv / Otter.ai

オンライン会議に参加させて自動で記録する形式。

MEETING

Google Meetの要約

Google

Workspaceの契約に含まれる。すでにMeetを使っているなら追加契約が不要。

MEETING

Teamsの要約

Microsoft

Copilotのライセンスで利用。Microsoft中心の職場向け。

文字起こしの精度は、録音環境で大きく変わります。マイクの距離、話者の重なり、専門用語の有無。ツールを乗り換える前に、録り方を見直すほうが効果が出ることがよくあります。

06 / DEVELOPMENT

コードを書く、直す、動かす。

DEV

GitHub Copilot

GitHub / Microsoft

エディタの中で補完してくれる。導入が簡単で、最初の1つに向く。

DEV

Cursor

Anysphere

AI前提で作られたエディタ。複数ファイルをまたぐ修正に強い。

DEV

Claude Code

Anthropic

ターミナルから作業を任せる形式。Claudeの契約で使える。

DEV

Codex

OpenAI

ChatGPTの契約から使える開発向け機能。

生成したコードは、読んでから使う

動いたから正しい、とは限りません。とくに認証、決済、個人情報を扱う部分は、必ず人が読んで理解してから採用してください。

07 / RESEARCH

調べる、まとめる。

SEARCH

Perplexity

出典つきで答えるAI検索。事実確認をしながら進められる。

SEARCH

Genspark / Felo

各社

AI検索サービス。日本語の情報収集に対応している。

NOTES

NotebookLM

Google

自分が入れた資料だけを根拠に答える。社内資料や教材と相性が良い。

REPORT

Deep Research

OpenAI / Google ほか

時間をかけて調べ、出典つきのレポートを作る機能。各社が提供している。

調べもので大事なのは、出典を開いて自分で読むことです。要約の段階で意味が変わっていることがあります。AI検索は「探す時間」を減らす道具であって、「読む工程」を省く道具ではありません。

08 / OFFICE

日々の事務を軽くする。

SLIDES

Gamma

文章からスライドを生成する。構成の下書きに向く。

TRANSLATE

DeepL

翻訳の自然さで定評がある。文書ごと翻訳する機能もある。

NOTES

Notion AI

社内ドキュメントの中で要約や作成ができる。情報の置き場所と一体化する。

AUTOMATION

Zapier / Make / n8n

各社

アプリ同士をつなぎ、AIを含む処理を自動で流す。定型作業の削減に。

道具を増やしすぎない

AIサービスは月額が積み上がりやすく、使わないまま更新されがちです。3か月に一度、先月一度も開かなかったサービスを洗い出して、解約するかどうか決めてください。

09 / SOURCES

確認に使った公式ページ。

このページを書くにあたって参照した一次情報です。数字が本文と違っていたら、公式ページの表示が正です。